天秤にかけろ

何かが変わるって時が世の中にある

 

そしてその是非を問われることも多い

 

例えば国立大学から文系をなくそう! みたいな動きがあったとして

反対意見が

 

文系を何だと思っている! ふざけるな!

大学を専門学校と勘違いしてるんじゃないか!

お門違いだ! 

お前は文系の重要性を何も理解していない!

 

みたいな感じのやつが飛び交うわけですよ

 

いや待とう。

その意見はごもっともだが待とう

 

僕は詳しいことは知らないけど、

国は大学に金を回せなくなるほど

切羽詰まってるらしいと

それで、何とか技術力で日本を押し上げて

産業的にも発展して

みんなにお金を集めてもらって

税金をたくさん払って欲しいわけだ。

 

そこで多分、文系の予算は削減とか言い始めた人は

多分だけど、文系のことをすごい愛していたってことにしよう

 

そうして見ると、断腸の想いで決断したって感じに見えてくる

 

ここでようやく感情論から解き放たれる。

 

この話で議論すべきなのは

文系に金を使わなくなったことの損失を叫ぶことではなくて

それによって生まれた予算を実学に回して

金になりそうな事業

将来性がありそうな基礎研究に回して

その時生まれる価値と比べてどうなんだってことだ。

 

天秤の片方にしか目を向けないのは

かわいそうだ。

 

生まれそうな価値と比べても

今ある研究の流れを断ち切ってしまうようなことをすれば

日本はその分野でもう復活できることはできなくなってしまうだろうし

そういった面で危険が大きすぎる

 

だったり

 

文系理系

とか言ってるのが古い

文系だって実学になりうる

価値だってお金だって生み出せる

と主張していくのもありだ

 

本当に止めたいと

心がそう言うなら

 

天秤にかけて

傾く重さを熱弁しろ